「ホームページの更新、まだなの?」と、ここを楽しみにしてくれている子もいて大変うれしく思います。学校に子どもたちが帰ってきました。担任の先生はそれぞれ工夫を凝らして子どもたちを迎えました。
中でも、6年2組の黒板に書かれた、とても温かい言葉に目がとまりました。「6年2組 おかえり!」です。
2学期のスタートの頃、心を病んでしまう子が増加する傾向があります。温かく子どもたちを迎えることで、少しでも子どもたちの気持ちが軽くなるようにと各担任が考えて取り組んでいます。
始業式では代表児童2名が、堂々と力強く夏休みの思い出を語りました。3年生の代表は、「一つのことを本気で頑張ったことを通して、他のこともがんばってやってみようと気持ちが高まったこと」を話しました。5年生の代表は、「回りの様子をよく見て、それに合わせて頑張ること。自分はもちろん、みんなと力を合わせてやっていきたい」と2学期の抱負を語りました。
交通安全担当からは、大きな道路での信号待ちの危険や横断の仕方について、写真や図を示しながら丁寧な説明がありました。「こうするんだよ」ということだけではなく、「なぜこういうルールがあるのか。なぜそうする必要があるのか」ということにまで踏み込んで話しました。
教室では、子どもたちの気持ちのこもったすてきな作品があふれていました。放課後、担任の先生は、コンクールに出品する作品を選定します。選定するときは、「考察がしっかっりかけているね。」「実験の過程がとても詳しくていいよね。」「もう少し資料が多いとよかったなあ。」など、一つ一つの作品について、よさや課題が熱心に話し合われています。
子どもたち同士も作品について話し合っていました。関心が高いようです。
学校から「スペシャルいきいきトライカード」というものが配付されています。目標を決めて生活リズムを取り戻すのが目的です。ただ、生活リズムは子どもたちだけのことではありません。家族みんなで声を掛け合い、みんなで心掛けることで整っていくものだと思います。ぜひ、各家庭で小さなことでよいので、「みんな」で取り組んでみてはいかがでしょうか。夕食の会話がはずみ、お子さんの心がぱっと明るくなるかもしれません。