昨日、今年度初めてのペア読書がありました。1年生と6年生のペアは、比較的関わりが多いのですが、2年生以上は1、6年ほど多くはありません。しかし、だれかに喜ばれることややさしく関わってもらえることは、子どもたちにとってとても大切な経験です。学年が上のペアさんが「どんな本を読んであげようかな」と考えた時、相手意識が生まれます。「あの子のために」と考えを巡らせ、その結果、相手に喜んでもらえた時、自分の存在価値を実感できます。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、こういう経験を積み重ねていくことで子どもの心は育っていきます。御家庭でも子どもたちが何か手伝ってくれたり、気を利かせて行動してくれたりしたときは、ちょっと大げさに喜んであげましょう。「ありがとう」の言葉と笑顔を添えて・・・。
4年生の廊下には、「走」に関する本が並べられています。「運動会で速く走りたい」という子どもたちの思いを担任が察して、図書館から借りてきたそうです。大変好評で、多くの子が本を手に取っています。
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