「あいさつは、いつでも・どこでも・だれにでも」を合い言葉に、光の子委員会があいさつ運動を行っています。今回の取組は大変よく工夫されています。取組の結果は、この写真の通りです。
一人一人が花びらカードを持っていて、その花びらにあいさつを交わした相手にサインをしてもらうのです。あいさつをする相手が偏らないように、花びらにも工夫がされています。1年生~6年生、先生とあいさつをするようになっています。
大変盛り上がっている企画ですが、課題もあります。それは、「目的と手段の逆転」です。花びらカードを書いてもらうことが目的となってしまっていて肝心なあいさつがおろそかになっていたり、自分がさがしていない学年の子の前は素通りしてしまっている姿を見かけます。先日の代表委員会では、今回のあいさつ運動の振り返りが行われました。その中で感心したことは、「花びらカードを書いてもらうことが目的になっている」と6年生が気づいていたことです。さすが最高学年ですね。
教育効果を上げるために「企画・実行・振り返り・修正」といった「PDCAサイクル」を大切にしています。自分たちの取組を振り返り、子どもたち自らが気づくことで、主体性が育ってきます。日々の指導の中で、私たち教員は、「何のためにやっているのかな?目的は何だったの?」と子どもたちに問い返し、気づきを促しています。