「太陽の広場の前、すごいっすよ!」「わあ、ぬり直したみたい!」と、磨かれた輝きに対する驚きの声。土曜日は、第2回のPTA美化活動でした。「さすが、頼もしい!」と感じたのは「大人の団結力」です。子どもたちの手ではなかなかきれいにならない場所が、短時間で見違えるようになっていきました。
「〇〇先生、どうしてるかな。」「あの方も、校長先生か」などの思い出話も聞かれ、参加してくださった方の中には二小が母校の方も多いようでした。その分、気持ちを込めてくださったのでしょう。自分が過ごした場所、我が子が生活している場所という思いから、「二小をきれいにする」という共通の目標が自然と全体に広がり、共有できたことで大きな団結力が発揮されたのだと思います。
作業を一生懸命やってくださったばかりではなく、「もっとこうしたらいいのではないか」というようなアイデアも出してくださった方もいらっしゃいました。
新しい学習指導要領では、『子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することを目指す。そのためには、子どもたちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し、連携する「社会に開かれた教育課程」を重視する』とあります。文面だけ見ると、求めるものが壮大で本当に具現化できるのかと思ってしまいませんか。でも、私たちは今回の美化活動で「学校と家庭が目標を共有したときの成果の大きさ」を体験することができました。きっと、どんな場面でも「思いを一つにする」ことで、大きな成果が生まれるのでしょう。家庭や地域の方と目標を共有する大切さと、目標を共有するためにはどうしたらよいのかということを考えていきたいと思います。