先月のことになってしまいますが、９月２９日土曜日の一日自由参観・懇談、台風２４号接近が心配な中、多数御参加いただきありがとうございました。雨だったため、駐車場が十分に確保できず不便をおかけしたことと思います。学校では、皆様の安全を第一に考えて誘導等を行っていきます。今後も御理解、御協力をお願いします。

　この日は土曜日のため「いつもなら今頃・・・。」と思いながら登校した子もいるかもしれません。しかし、授業が始まると気持ちをしっかりと切り替えて集中することができました。

　今この時期は、年度のちょうど半分あたりです。ここまでの行事、活動を通して子どもたちの課題も見えてきました。「みんなの前で堂々と話す、よく伝わる声を出す」というところです。日頃の発表や音読を通して、声を出す経験を積むことが大事です。１年生ではその点を意識して指導しています。

　２年生では「音読劇をする」という目的をもって、物語の学習を進めています。読み取ったことを活かす手段を与えることで、子どもたちが主体的に学習できるように工夫しています。

　６年生では、グループになったり目的をもち自由に出歩いたりして、伝え合いの形態を子どもたちが選択しています。

５年生では、ホワイトボードや付箋を活用しています。これらの物を使うことで、個々の考えが視覚化されたり分類されたりして、話し合いが深まっていきます。

　４年生では、授業の中で積極的に国語辞典を活用しています。語彙力が学力を大きく左右すると言われており、言葉の意味や使い方を調べることは大変意義のあることです。また、国語辞典はどの教科の学習でも有効です。ぜひ、御家庭でも活用してみてください。書いてあることの意味がわかると、次々と疑問がわいてきます。

　３時間目は、劇団たんぽぽ「いのちのまつり」という劇の鑑賞会でした。主人公の男の子が小学５年生という設定で、子どもたちにとって身近な印象だったようです。プロの演技力に魅了されていました。また、この劇には、歌やダンスもあり、その美しさが心に残った子も多かったようです。

　家庭教育学級では、親子で工作をしました。親子でふれあう姿がすてきでした。