先日の朝礼で、校長先生から「これがあれば二小っ子」と、いくつか挙げられました。「~たいをもっている」「そうじ、だ・い・す・き」「~さんと呼ぶ思いやり」「〇〇すると気持ちいい」など。どれも心のもちものだなと思いました。
生徒指導の先生から「名札を・・・」という言葉が出た瞬間、さっと自分の胸に手を当てる子がたくさんいました。自分は名札を持っているかなと確認したのでしょう。これを校長先生の話のときにもしてほしかったなと思いました。
学習用具や名札のような目に見える物だけでなく、「心のもちもの」についても、「自分はもっているかな」と自分の胸に手を当てること。
台風19号は日本に大きな爪痕を残しました。こういうときでも世の中には働いている人がたくさんいます。市役所で市民の問い合わせに対応する人、現場から様子を伝える人、被害に遭った人々を救助する人、停電の復旧に努める人……。
「世の中には自分にできないことをやってくれている人がたくさんいる。だから、今の生活が維持できている」と改めて感じました。私たちは様々な形で社会貢献し合っているのです。子どもたち自身が「自分は今後、どんな形で社会貢献できるようになりたいか」を考える必要があると思います。
学校は社会の縮図。まず、「教室貢献」です。「自分は学級の『役に立ちたい』という気持ちをもっているかな」と胸に手を当てる子に育ってほしいです。