本日は早朝の雨のため、運動場がぬかるんでしまいました。こういうときは、朝礼台に赤旗を立て、使用できないことを伝えます。
しかし、湿度と気温は高く、プールに入ることはできます。運動場にはプールに向かう子どもたちが歩いたとみられる跡がありました。ふと、昼休みに運動場の様子を見ると、なんとトンボを持って足跡を消している6年生が2人。
声をかけると「足跡がついていたから気になって」と話していました。外では遊べないとはいえ、休み時間です。もっと楽しいことがしたかったかもしれません。そんな状況でも、学校のために進んで働く姿から「奉仕の心」を強く感じました。こういう6年生の姿を他の学年の子が見れば、きっと、ぬかるんだ運動場を歩くことはできないでしょう。二小では、「子どもたちにこうしてほしい、こうなってほしい」と考えていることについては、「可視化」して伝えるようにしています。言葉では明確に説明できないことを、見えるようにして子どもに提示することは、非常に教育的価値が高いと考えます。この2人の姿は、奉仕の心を可視化したものです。全校の手本となる大変すばらしい姿でした。
運動場がこんな状態ですので、明日のPTAバザーの駐車場として使うことがでません。今日は夕方のお忙しい時刻にもかかわらず、多くの方が明日のバザー準備に来てくださいました。
大変多くのバザー品も集まりました。ここに運んだのも6年生の子どもたちです。暑い中のクラブ活動後、一つ一つ丁寧に運び入れました。「これほしい!」「明日絶対買う!」という声も響いていました。
運動場を整備する6年生とバザー品の値付け作業等に協力してくださった保護者の方に共通するのは、「二小が好き」という気持ちだと思います。自分の身近なものを愛する気持ちが子どもたちの健やかな成長には必要だと感じます。明日のPTAバザーが、盛大に開催され、益々「学校が好き」とみなさんに思っていただけるよう私たち教職員も盛り上げます!