熱く燃えた運動会から2週間が過ぎようとしています。しかし、あのときの感動は、各学年、職員玄関などに写真が掲示され、日々思い出されます。
応援が大変盛り上がりました。赤も青も団長がぐいぐい引っ張りました。応援団の姿を見て、下の学年の子も声を振り絞りました。
やはりリレーは運動会の花形です。子どもたちの目がちがいます。体育の時間では団体演技の練習、休み時間はリレーの練習の毎日でした。その成果を出そうと、必死になる姿に感動しました。
バトンパスも学年が上がるにつれて技術が上がっていました。前を向いたままバトンを受け渡しするためには、「きっと手のひらにバトンを当ててくれる」と相手を信じて走ることが必要です。リレーを通して友だちとの関係も深まったのではないでしょうか。
運動会の花形、もう一つは集団演技でしょう。低学年のかわいらしさ、中学年のあふれるパワー、高学年の力強さとしなやかさ、どれも見応えがありました。
お父さん方の大玉転がしは、「さすがお父さん!」と思わせるような玉運びでした。誇らしげな子どもたちの声援が印象的でした。
勝者がいれば敗者もいる、それが勝負です。勝ってうれし泣きする青組、負けて悔し涙を流す赤組、どちらの涙も価値あるものです。
6月に入り、夏を感じる日も増えてきました。6年生は運動会明けすぐにプール清掃がありました。大きな行事の後、子どもたちに中には体や心に疲れが出る子もいます。「感動の笑顔」が、友だちと協力して「自ら動き出す力」へと発展していくことを期待しています。