『一人一人の心を一つに、感動の笑顔を手に入れよう!』
これが今年の運動会のスローガンです。「感動の笑顔」は、幾多の苦難を乗り越えた先にあるものです。このスローガンによって、当日だけでなく練習からの心がけが大切だと気づかされます。朝の運動場では、子どもたちがリレーの練習をしています。業間、昼休みになるとさらに多くの学級の子が練習に励んでします。こういう日々の積み重ねがあってこそ、当日に「感動の笑顔」が得られるのでしょう。
では、どうすれば感動の笑顔を手に入れることができるのでしょうか。「最後の最後まであきらめずに戦った」「持っている力を出し切った」、こういうときに感動の笑顔があると思います。総練習のときに教頭先生はこのように子どもたちに話しました。「じっとがまんして立っていられる、おしゃべりをがまんして話を聞ける、そういう力をもっている人がぎりぎりの勝負の時に勝つのです。」この話を聞いている全校の子どもたち、大変真剣な眼差しを教頭先生に向けていました。やる気のギアが一段上がったようでした。
「がんばったね」という言葉もうれしいですが、「すごかったね!」という言葉はそれ以上にうれしいのではないでしょうか。「今年の応援、すごかったよ!今まで聞いたことのない大きな声だったよ!」のように、「すごかった!」と言われるようながんばりを見せてほしいと思います。そして、本物のがんばりを積み重ねた先にある「感動の笑顔」を手に入れてほしいです。