残暑が厳しい日が続きますが、6年生は陸上記録会の練習に、大変意欲的に取り組んでいます。全体で準備体操を行ってから種目ごとに分かれて練習を行います。個々が取り組む種目は、基本的に本人の意思で決めたものです。
「自分で決めたことだから」という意識があるからでしょうか、姿からがんばる気持ちが伝わってきます。
がんばりの源になっているのは、「この種目でこうなりたい」という志でしょう。一人一人が自分の「~たい」をもっているかどうかが大切です。
もう一つ、やる気を高めるものといえば、「ライバル」ではないでしょうか。友だちの後ろ姿に刺激を受け、気持ちを高めている子もいると思います。
さて、クラブ活動も、子どもたちが自分の意思で決めたものに取り組む時間です。好きなことを思い切り楽しめるこの時間、大変貴重です。
好きなことに没頭するときの眼差しが印象的でした。それぞれのクラブの特性によって、感じられる楽しさは異なりますので、「鋭い眼」「優しい眼」など様々です。
クラブ活動は、たくさんのボランティアの方に支えられています。専門的な知識をもった方の「本物の言葉」は子どもたちの心にも響きます。
「好きなことが思い切りできる」ということ、当たり前ではありません。そういうことにもありがたみを感じられるように育ってほしいと願います。