大きな氷を見つけた子がうれしそうに担任に報告するほど寒い日が続きます。そんな中、二小では子どもたちの心も体も益々元気に育つような取組を進めています。 まず、学年ごとに行われている保健指導です。身長と体重を計測した後、養護教諭から二つの「ニン」についての話をしました。睡眠を誘う「メラトニン」と心身の安定に関わる「セロトニン」です。 夜遅くまでゲームをしていると、強い光の影響でメラトニンの分泌が減少します。メラトニンは疲労回復、病気や老化の予防効果がある大切なホルモンです。また、セロトニンは早寝早起きの規則正しい生活で増やすことができます。セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれるほど大切なものですが、不規則な生活で不足します。 「笑う」ことも大切です。島田市出身の落語家三遊亭遊喜さんによる「新春落語教室」を開きました。子どもたちは、遊喜さんからレベル3までの小話を教えていただきました。 小話レベル1「ハトが何か落っことしたよ」「フーン」 小話レベル2「となりの空き地に囲いができたってね」「へー」 小話レベル3「母ちゃんパンツやぶけたよ」「またかい」 首の振り方、扇子と手ぬぐいの使い方など落語家さんの工夫も教えていただきました。落語を楽しむために一番大切なことは、「想像すること」だということです。 最後は遊喜さんの落語を聞かせていただきました。お腹を抱えて笑う子がたくさんいました。「落語の楽しさを知ることができました。」「これからも日本に笑いを広げてください。」「わたしも落語をやりたくなりました。」「今まできいた落語の中で一番おもしろかったです。」「お腹がいたくなるほど笑えました。」など、遊喜さんにすぐにでも送りたい感想がたくさんありました。 今日(18日)のロング昼休みはペア活動でした。低学年のペアが遊びを考えて遊ぶという企画でした。ドッジボール、鬼ごっこなどを楽しむ子どもたちの声がグラウンドに響きました。 縄跳びの練習用具「ジャンプ台」も出されました。「初めて二重跳びができた」と喜ぶ子の笑顔が素敵でした。「もっとやりたい」と寒さもわすれて夢中になっていました。 18項目(16項目)の主な取組の中に、「遊びを通して体を動かそうとする」という項目があります。遊びには「空間、時間、仲間」の「3つの間」が必要です。子どもたちが遊びたくなるような工夫を学校でも考えていきます。 |