昨日(27日)、不審者が校舎内に侵入したという想定で、防犯訓練が行われました。5年生の担任が、不審者役(警察官)を発見し、職員室へ連絡しました。その後、男性教員が「さすまた」を持って現場に直行。 まずは、不審者を刺激せず、空き教室などの袋小路に追い込むことが鉄則です。「子どもに忘れ物を届けに来たんだけど」と言って、その場をなかなか動こうとしない不審者を説得するのは簡単ではありませんでした。 そのうち不審者は苛立ちはじめ、刃物を出しました。作り物の刃物とわかっていても、不審者の叫び声を聞くと、体が硬くなってしまいました。刃物が見えたらさすまたで押さえにいきました。不審者を倒して押さえ込んだところで終了です。 警察官の方からの指導では、男性教員の声の連携が必要だと指摘されました。「刃物を持っているぞ。」というように声をかけ合うことが大事でした。また、さすまたの使い方も指導していただきました。顔の方へ向けたり、上半身を突き上げるようにしたりすることも有効だということです。 子どもたちに対しては、体育館で「不審者から逃げる」という指導がありました。実際に警察官の方が追いかけるという内容でした。今回は何も身につけていない状態で逃げましたが、実際はランドセルを背負っている場合があります。そのときは、すぐにランドセルを捨てて、全力で20m逃げることが大切です。20mという距離がポイントで、不審者が追いかけるのをあきらめる距離だということです。
最後に、危険な目に遭わないようにする方法を教えていただきました。 |