体操、卓球、テニス、水泳、柔道、陸上(リレー)、バドミントンなど、メダルラッシュに感動の連続だった夏休みが終わり、今日から2学期のスタートです。心配された台風の影響もなく、無事に始業式を迎えられたことは大変うれしいことです。この夏休みを元気に過ごし、登校できたことを思い切り褒めてあげると同時に、喜び合いたいと思います。
始業式では校長先生から、オリンピック日本代表選手の活躍に関連したこんな話がありました。 「メダルを取ることもすばらしいですが、この人がどれだけがんばったかが大切です。みなさん、この2学期に何ができるかな。どこまでできるかな。」
代表児童の3年生と5年生は、夏休みの思い出や2学期の目標を次のように話しました。一部を紹介します。 <3年生代表の言葉> 「楽しみにしていたことは、山梨のおばあちゃんのうちに行くことです。山梨では、いとこやひいおじいちゃんにも会いました。みんなでごちそうを食べました。朝ご飯に、巨峰やデラウェアを食べたことがうれしかったです。」 久しぶりに会った人たちとの楽しいひとときが、がんばりパワーになっているのでしょう。心温まる、大変すてきな思い出です。 <5年生代表の言葉> 「私は今まで、自分からチャレンジすることを避けてきました。でも、大きくなったら避けて通ることができないことが、きっとたくさん出てくると思います。だから、今のうちに、いろいろなことに積極的にチャレンジしていくようにすることで、自分自身を慣れさせていきたいと思い、『チャレンジする心をもつ』というめあてを立てました。」 この児童は水泳もやっているそうです。水泳の力を伸ばすためには、チャレンジすることが大切だと気づいたのかもしれません。「なりたい自分になるために、今何をするべきか」をよく考えています。 2人とも代表児童にふさわしい堂々とした態度で、大変立派でした。
また、今日はたくさんの心のこもった作品が提出されました。きっと、保護者の方々の支援のもと、その子なりに思いを巡らせ、仕上げたことでしょう。どの作品にも、金メダルのような輝きがあると思います。それを見つけて、認めてあげていきます。
今週と来週をかけて、子どもたちにがんばってほしいことは、自由な時間が多かった日々から、規則正しい生活へシフトすることです。そこで、保健室から「いきいきトライカード」というものを出しました。睡眠不足だと熱中症にもなりやすいと言われていますので、早く規則正しい生活を取り戻すことを目標にしましょう。
日々の活動で、子どもたちはいろいろなことをがんばると思います。しかし、がんばっても何の変化もなければがんばりは続きません。小さくても少しでもよいので、「新しい感覚」が発見できると、がんばりの成果を実感でき、がんばることが楽しくなると思います。「算数がわかる感覚」「速く走る感覚」「聴くとわかる感覚」などでしょうか。6年生は市内陸上記録会、修学旅行、5年生は自然体験教室、音楽発表会と大きな行事が続きます。「新しい感覚」を子どもたちと発見し、がんばった成果を楽しみながら、明日からの生活を過ごしていきたいと思います。
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