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薬学講座

   ミュージック祭の余韻冷めやらぬ中、5年生を対象に「薬学講座」が行われました。いざというときには大変ありがたい存在となる薬ですが、使い方を間違うとかえって体に悪い影響を及ぼすこともあります。

  講師の薬剤師さんから、「意外とありぞうなこと」を想定した問いが出され、それをもとに子どもたちは考えを深めました。「兄弟が飲んでいた薬をもらって飲んでもいい?」「たくさん飲めば早く治るの?」「苦いからジュースと一緒に飲んでもいい?」というような問いが次々と出されました。

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  説明だけではなく、実際に見せてもらったこともありました。オレンジジュースに薬を入れてどう変化するかを試す実験です。なんとジュースはどんよりと濁った色に変色してしまうのです。このことから、薬の成分が変化したことに気づき、「水で飲まないと・・・」とつぶやく声が聞こえました。

  「百聞は一見にしかず」と言いますが、実感を伴った理解をすることが学習内容の定着に大変有効です。こういう反応を見て、日頃の授業の中にも実感を伴った理解の場面を増やしていかなければと、改めて感じました。

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