午前中の激しい雨が一転、午後は絶好のプール日和となりました。教室内の温度と湿度はぐんぐん上昇し、厳しい環境となりました。そのような中、6年生を対象に「LINEワークショップ」が行われました。近い将来、多くの子がスマートフォンを所有することになるでしょう。無料通信アプリをつかった友だちとの会話は楽しいもののようですが、トラブルになることも多いようです。そこで、LINE株式会社の福泉さんをお招きして、「コミュニケーションをとる上で何を大切にすべきか」を教えていただきました。
まず、写真の5枚のカードの中から、友だちに言われて一番イヤだなと思うカードを選んだり、友だちにされてイヤだなと思う順にカードを並べたりしました。
次に、友だちと選んだカードや並べた順を比べてみました。そうすると、自分とは全くちがうカードを選んでいたり、自分が上位にしたカードを友だちは下位にしていたりすることに気づきました。子ども達からは、「え?!何で?」というような反応が次々と出てきました。
これらの活動を通して、「自分はよいと思っていても、友だちはどう思っているかわからない」「自分と友だちの感じ方はちがう」ということに気づき始めました。コミュニケーションの基本は、相手の立場になって考えることで、やはり、思いやりの心が大切だと学びました。スマートフォンはコミュニケーションツールの一つです。楽しいコミュニケーションをしていくためにはどんなことを考えていけばよいか御家庭でも話題にしてみてみましょう。 二小では、一人ひとりに「個人ポスト」があります。そのポストには、自分のよさが書かれたカードが、どんどんたまっていきます。子ども同士がよさを見つけ合い、カードに記入して入れるようになっています。今日の朝の活動は、そのカードを書く「カードの日」でした。カードを入れる子も、入れてもらっている子もみんなにこにこしていました。天気は雨でしたが、子ども達の表情は晴れやかでした。
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