つい最近、新年度がスタートしたかと思えばもう6月です。１０日ごろからはプール開きも行われます。段々に夏が近づくこの時期は、交通事故も増加する傾向にあります。そこで、本校では、6月1日、子どもたちの安全、安心を守るために「交通安全リーダーと語る会」と「島二小の安全を守る会」を行いました。

　「交通安全リーダーと語る会」は6年生を対象に行いました。6年生は班長、副班長に関わらず、登下校の安全に意識を高めることが期待されます。安全を守るためには危険を予測する力が必要です。そこで、日常的によくありそうな道路状況を設定し、危険を予知するトレーニングを行いました。安全を守るためには「○○かもしれない」と考える習慣が必要です。日頃から用心する気持ちをもってほしいと願っています。

　また、「地域、学校、家庭が連携して子どもたちの安全・安心を守ろう」という目的で、「島二小の安全を守る会」が開かれました。各町内会長様をはじめ、多くの方々にご参加いただきました。参加者の方からは、「痛ましい事件を多く耳にする中、子どもたちの安全を守るためには、現在の体制では不十分である。もっと、ボランティアを増やす必要がある」という大変ありがたい意見をいただきました。また、警察署の方からは、交通事故に関しては、歩行者のルール違反が目立つこと、「ちょっと」と油断して鍵をかけなかったために空き巣の被害にあうケースが多いことなどについて話していただきました。今後も、地域、家庭、学校が一体となり、気づいたことを積極的に声に出し、未然防止に全力を注いでいきたいと感じる会となりました。ご参加いただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。

　3日には職員を対象に「校内救急講習会」が開かれました。AEDの使い方を確認し、シュミレーションを行いました。子どもたちの安全や安心を守る取組を今後も進めていきます。