曇り空とは裏腹に、5月28日(土)、熱く燃えた運動会が行われました。前日の雨でグラウンドコンディションが心配されましたが、涼しさを感じる中、子どもたちは最後まで集中して競技に取り組むことができました。保護者の皆様には、朝早くから応援にかけつけていただきありがとうございました。お子さんの活躍に声を上げていらっしゃる姿、勇姿を記録に撮っていらっしゃる姿など、保護者の方からも熱い気持ちが伝わってきました。フィールドと応援席、観客席が一体となってつくり上げた運動会でした。どの種目、競技からも子どもたちの「本気」が伝わってきました。 開会式では、児童会(光の子委員会)が演出を工夫し、気持ちを盛り上げました。力強い選手宣誓、歌声(ゴーゴーゴー)と本番ムードが一気に高まりました。
徒競走では力強いスタートから、ゴールに入るまで力一杯走り抜きました。特に高学年は、ゴール後、セーフティーマットにぶつかる勢いでした。リレーでは、仲間の声援を受け、バトンをつなぎました。バトンパスの姿から「頼んだよ!」「任せて!」という声が聞こえてくるようでした。
激しい戦いの場面もありました。3、4年生の棒取りや5、6年生の騎馬戦は、闘志あふれる競技でした。激しい中にも、お互いを尊重する態度が大変好印象でした。
祝い太鼓、団体演技など華やかな種目も目を引きました。運動会の練習の多くは、集団演技に割り当てられます。動きを覚えて踊り込み、自分の動きにしていくことは子どもたちにとって大変なことです。ディズニーパレード、ソーラン節、組立表現の、魅力と楽しさを感じられたからこそ感動的な演技に仕上がったのでしょう。大変見応えのある集団演技でした。
応援団長を中心に、応援団の子どもたちは本当によく声を出していました。昼休みになると、大きな声と太鼓の音が鳴り響いていました。総合得点は、赤組1160点、青組997点と勝敗はつきましたが、閉会式の青組団長の表情からは充実感が伝わってきました。運動会では、「勝利」という結果だけを見るのではなく、勝利を目指す「過程」を大切にしていこうと共通理解して指導しました。運動会を通して子どもたちは何を感じたでしょうか。「努力はした分だけ返ってくること」「仲間の声が力になること」「負けると悔しいこと」など、普段の生活では感じられない貴重な体験をしたことでしょう。これらの貴重な体験を、今後の学校生活に生かし、さらに充実した教育活動を進めていきます。
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