先週のゴールデンウィークが明けから、いよいよ運動会まっしぐらです。5月といえばさわやかな春風のイメージがありますが、この頃は、日によっては夏を思わせる陽気のときもあります。春の運動会とはいえ、「熱中症に注意が必要」と職員一同意識を高めて指導しています。
8日の結団式を皮切りに、本格的に運動会モードとなりました。まだ緊張気味の応援団でしたが、自分の団をまとめようとする気持ちが伝わってきました。
応援団は休み時間をつかって、応援を考えたり練習をしたりしています。全体練習を重ねるたびに、声を出すことにも慣れ、それぞれの組の一体感が増してきました。赤組の「コンバットマーチ」では、鍵盤ハーモニカの演奏が入り、野球場の臨場感を出す工夫がなされています。青組は「キセキ」の曲に合わせて応援歌を歌います。みんな大好きな曲なので、すてきな歌声が響くことでしょう。
また、体育の時間では団体演技の練習が始まっています。低学年は、今年度も坂本先生の指導で、楽しいリズムダンスを披露します。子どもたちも担任もみんな笑顔です。昨年度のダンスよりも動きが激しいらしく、「全身が筋肉痛!」とある担任は言っていました。
中学年の「ソーラン節」は、早いリズムで下半身を酷使する動きが続きます。特に、伸脚運動のようにする網を引く動きは、内転筋にききます。これを踊り通すには、体力と気力の持続が必要です。
昼休みはグラウンドでリレー練習をする学年があります。子どもたちから「練習しよう!」という声が上がり始まったということです。練習の前には、チームごとにバトンパスの仕方を確認していました。普段の生活の中にも「対話」が見られたところに、この学級で大切にしてきているものを感じました。
開会式、閉会式できちんと整列すること、体操の体形に素早く広がることも大切な練習です。火災や地震で避難するときは、素早く並んで人数と安全の確認をします。自分たちの命を守るためにも、大切な集団行動だと言えます。
運動会の見せ所の一つに高学年の団体演技があります。次回は、その仕上がりについてもアップしますのでお楽しみに。