4月18日、3年生の交通安全教室はグラウンド状態が悪かったため、室内での講習となりました。自転車に乗って体験的な講習をする予定でしたが、交通安全に関するDVDの視聴と、交通指導員さんの講話に変わりました。実際に自転車に乗ることはできませんでしたが、「交通安全に必要な資質が育っている」と感じる場面が見られました。すばらしかったのは、見るとき、聞くときの「姿勢」です。

しっかりと前を向き、体育座りを崩すことなくDVDを見ることができました。3年生では、学年で「姿勢」について特に意識的に指導しています。正しい姿勢をすることで、情報が正確に入ってくること、相手に対する思いやりの態度であること、忍耐力を養うことなど、様々な成果が期待できます。

自分の命を自分で守るためには、指導されたことをきちんと実行したり、約束を守ろうとしたりする「規範意識」が必要です。この日の3年生の姿からは、規範意識の高まりが感じられました。実際に自転車に乗る講習はできませんでしたが、大変価値のある姿が見られたと思います。

春先は7才児の歩行中の交通事故が増加するそうです。原因は、注意力不足や幼さだそうです。学校にもだんだん慣れ、気持ちが緩みがちになることも考えられます。御家庭でも、今一度、交通安全について子どもたちと話し合ってみましょう。

3年生の靴箱の靴、「姿勢」と同じようにきれいにそろっています。