ここ数日は昨年の今頃を思い出させるような気温となりました。しかし今年は強い味方がいます。
今年度設置されたエアコンのおかげで、集中して学習することができています。大変ありがたいことです。
1時間目は終業式が行われました。新しく購入していただいたプロジェクターのおかげで、今までよりも大きく画像を投影することができした。
校長先生は、「この頃『やさしいことはつよいこと』とよく考えるよ。」という話をしました。「人の気持ちを想像できるやさしい子になってほしい」ということを伝えました。具体的には「自分がやられていやなことを人に言ったりやったりしないこと」です。
脳科学的な見方からも、「自分が言ったことであの子はどう感じたかな」「もし自分だったらどう感じたかな」と、自分自身と向き合って考えること(内省)を通して、自ら考え、判断し、行動できる子に育っていくということです。
児童代表は1年生と4年生でした。1年生が話すとき、4年生がマイクを持ってあげていました。相手の気持ちを考えたやさしい行動です。
生徒指導主任からは、「こういう車にお世話にならないように」という話がありました。
子どもたちが楽しい夏休みを過ごすためには、私たち大人も心掛けなければならないことがあります。その一つが「思いやり運転」です。
ハンドルを握ったとき「この道路を走らせてもらっている」という謙虚な気持ちが必要だと思います。そして、何事に対しても「感謝」の気持ちをもつことで、おごり高ぶった気持ちを抑制でき、失敗を未然に防ぐことができると考えます。
「感謝の気持ち」は大人になって急に育つものではありません。子どもの頃から、身近な大人の振る舞いを見て学ぶものではないでしょうか。
子どもたちは、夏休みに楽しい経験をたくさんすると思います。保護者の皆様には、その一つ一つに、子どもたちが感謝の気持ちをもつような働きかけをしていただけたらと思います。「ありがとう」がたくさん言えるといいですね。
「楽しさ」と「感謝」の気持ち、両方感じられるような「あってよかったな」と思える夏休みにしましょう。