「全力で仲間とともに優勝めざし、深めよう二小の絆」のスローガンのもと、熱く燃えて運動会が終わると間もなく梅雨入りとなりました。勝利を目指してがんばった姿が心に残っていまます。
きっと、勝利したときの気持ちを味わいたくて、かっこいい自分でいたくて、がんばることができたのでしょう。「優勝したい」の一心だったと思います。
しかし、勝たないと気持ちよくないのでしょうか、かっこよくないのでしょうか。勝ちさえすれば気持ちよく、かっこいいのでしょうか。そんなことはないですよね。
「価値のある勝ち」でなければ気持ちよくもかっこよくもありません。そこには品格が必要だと思います。きびきびとした行動、相手を重んじるスポーツマンシップ、礼儀正しさなどが備わってこそです。
負けると気持ちよくなく、かっこよくないのでしょうか。そんなことはありません。どんな状況でもベストをつくす、最後まで出し切る、そんな姿は勝者にも勝ります。負けてもかっこよくいられるのです。
本当のスコアボードは一人一人の心の中にあると思います。勝っても負けてもかっこいい!そう感じる場面が今年の運動会にもたくさんありました。
団体演技がなかった運動会は、保護者の皆様にはどう映ったでしょうか。その分、徒競走やリレーの練習が例年よりもかなり多くできました。
暑さ対策として、地域の方の多大な支援をいただきました。設置から撤収までご尽力いただき、子どもたちは熱い中でもがんばり通すことができました。多くの方の支えがあってこそです。感謝申し上げます。
地域の皆様の支えがあって、笑顔と感動いっぱいの運動会にすることができました。