平成30年も残り少なくなってきました。世間では、「平成最後の〇〇」という言葉をよく耳にしますね。今回の冬休みも「平成最後の冬休み」ということになりますが、いかがお過ごしでしょうか。12月21日に、2学期の終業式が行われました。校長からは2学期にあった、たくさんの「よかったね」と感じた出来事が紹介されました。
体育館の床は非常に冷たいのですが、子どもたちの聴く態度はとても温かかったです。
最近の「よかったね」は、長縄記録会でしょうか。高学年のがんばり、大変見応えがありました。
「たくさんの人に支えられてよかったね。」という話もありました。図書ボランティアの皆様のおかげで、二小の図書室はいつ行ってもわくわくする空間になっています。本を借りる楽しみはもちろん、見たり飾ったりする楽しさもいっぱいです。
ゆっくりソファーで本を読む子、冬休み用の本4冊を楽しそうに選ぶ子、みんな楽しそうです。
さて、続いて児童代表の言葉です。2年代表の子は、「苦手なこともがんばってよかった」という話をしました。繰り返してやるうちに、少しずつできるようになり、苦手なことが得意になったということでした。「繰り返す」ということの大切さを体験を通して伝えました。
6年代表の子の一人は、「どうしたらうまくいくかを考えることが大切」という話をしました。授業の中でわからないことがあったとき、友達の発言を自分の考えと比べながら聴くとよくわかったということでした。もう一人の子は、「視点」をもって聴くことが大切だという話でした。ぎもん、わかったこと、おもったことという視点をもち、「ぎ」「わ」「お」で聴くということでした。二人とも「さすが6年生」と感じる内容でした。
「よかったね」の裏側には、「つらかったね」「苦労したね」ということもたくさんあったことでしょう。そういう困難を乗り越えて得られた「よかった」に価値があると思います。代表3人の子からは、「繰り返す」「考える」「視点をもつ」という乗り越え方のヒントが示されました。
2学期の朝礼や式で司会をして感じたことは、聴く態度が大変よくなっていることです。前で話をする人のことを大切にする気持ちが育っているのだと思います。3学期は「ことば」を通して、人を大切にすることができるように指導していきたいと考えています。皆様、よいお年をお迎えください。