『「なりたい自分」をもって みんなでがんばる子』に向かって、学校が動き出しました。本年度は重点目標の共通理解の徹底を図るために、4月11日(木)に全校集会を開きました。目標を共通理解することで、「みんなで」がんばることができると思います。
校長先生からは、「校長先生はこんな人になりたい」というお話を聞きました。アンパンマンの作者、やなせたかしさんです。校長先生は、なぜやなせさんのようになりたいのでしょうか。
やなせたかしさんのような人とは・・・。つまり、「人々に夢や希望を与えることを喜びとし、そのためなら自分にできることを全力でやる人」でしょうか。
しかし、「なりたい自分」と言われても、ピンとこない子も多いことでしょう。この言葉に込めた私たちの思いは、「目的意識をもってほしい」ということです。学びづくり部、心みがき部、仲間づくり部の担当から、実際の学校生活でどのようなことをしていくとよいのか、どんな姿を目指していくのかを具体的に話しました。
「学びたがりの二小っ子」になろう!「キラキラカードを書いてお互いのよさを認め合おう!」など、具体的な姿や手立てを共有しました。
全校集会の後の1時間目は、個人の目標設定の時間です。ここも全校一斉の学級活動としました。どんな自分になりたいのか、自分と対話する姿が見られました。
「なりたい」の「たい」にかけて、鯛の絵を掲示物に載せました。
「なりたい自分」はすぐに見つからないかもしれません。見つかったとしても、それが実現するのは10年後かもしれません。子どもたちに『あなたの「~たい」は何ですか?』ときいたとき、どの子も「私はこうなりたい!」と答えられるようにしていきたいと思います。