3月1日、「6年生を送る会」が行われました。この会の主役はもちろん6年生ですが、会を中心になって運営する5年生にとっても大きな意味があります。6年生から5年生へ「学校のリーダー役」をバトンパスする機会でもあるからです。入場前の6年生は少々緊張気味。会場は華やかに飾られていました。
4年生がつくる花のアーチはいつも美しいです。その中を6年生が入場しました。
「6年生クイズ」はおおいに盛り上がりました。好きな給食のメニュー、好きな教科、思い出・・・。5年生が下調べをして楽しいクイズをつくりました。壇上で選択肢の紙をきびきびと挙げたり下げたりする動作からも、5年生の一生懸命さが伝わってきました。
各学年の代表の子から、6年生へのお礼の言葉がありました。6年生の姿を目の前でずっと見てきた5年生の言葉には一段と重みがありました。
1年生からのプレゼントを受ける6年生は、我が子を見守る親のようでした。「大丈夫かな。がんばって!」という心の声が聞こえてきました。
思い出のスライドショーでは、映し出される懐かしい場面に歓声が上がりました。
1~5年生で歌った「エール」、気持ちがこもった歌声に鳥肌が立ちました。
6年生からも、心のこもったプレゼントがありました。
「気持ちを込めて」とはこういうことだと実感できた会でした。きっと子どもたちもこの感覚はわすれないでしょう。退場で涙を流す6年生、会を立派に運営して涙を流す5年生の姿を見て、最高のバトンパスだったと思いました。