3月18日 令和元年度 島田市立島田第二小学校 卒業証書授与式
こんなに立派に成長。右も左もわからず、困ったら先生に頼りっぱなしだったあの頃がなつかしい。友だちとのこと、勉強のこと……。どうしたらいいのか、答えが見つからず、つらい日々を過ごしたこともあっただろう。それでも、前へ、前へ。
数々もの壁を乗り越え、この日を迎えた。乗り越えられたのはなぜ?仲間の存在、先生からのアドバイス、家族からの愛。そしてもう一つ。自分自身の底力。
人が底力を発揮するとき、考えて、また考えて、さらに考える。とことん考える。「成長」とは、「考える力」のレベルアップ。
考えが言葉になり、言葉が行動になる。その行動がだれかの心を動かす。
文を読んで考える、それが国語。数字をつかって考える、それが算数。過去の出来事から考える、それが歴史。実験を通して考える、それが理科。
この学び舎、島田第二小学校で身に付けた「多種多様な考える力」が、壁を乗り越えるときの底力を作り出す道具となる。
何のために学校に通うのか、何のために勉強するのか、その答は、一人一人の心中に……。
令和元年度島田第二小学校の卒業生は、立派に壁を乗り越えて、すてきな人になった。人生のクライマックスはまだまだ先。
すてきな人になるために、新たなクライマックスへの旅立ちの日。